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★NPOフォーラム(例会No.662)


◎フォーラム・レポート・写真(参加者他 記)

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      ★「モンゴル・フォーラム」

モンゴル・日本ー外交樹立50周年記念
大草原と遊牧民の暮らしの今を知る

◎主賓:駐日モンゴル国 大使ダンバダルジャー・バッチジャルガル氏
    (通訳つき)

◎日時:5月25日(木)18:30〜21:00

◎会場:駐日モンゴル国大使館

◎主催:NPOアクティブミドル国際協会

◎後援:駐日モンゴル国大使館

◎協力:航空会社

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モンゴル民族は、7世紀から歴史上に登場し、
13世紀 - 14世紀にユーラシア大陸の大部分を版図としたモンゴル帝国を築いた民族。
モンゴル語を話す。大きくハルハとチャハルに分けられる。
現在はモンゴル国と中華人民共和国の内モンゴル自治区などにその多くが住んでいる。

遊牧
有史以来、農業に適さないモンゴル高原では遊牧的牧畜によって生活を送ってきた。
家屋は組み立て式の移動式住居「ゲル」を用い、家財道具と家畜を連れて、
春夏秋冬の季節ごとに移動を行う。
今まではラクダやウマで運んでいたが、近年はトラックなども使うようになった。
移動の理由は豊かな草を求めるためであり、一所に居続けるとそこの草がなくなるだけでなく、 草地が再生せず根絶やしになってしまうからである。遊牧的牧畜は人間と家畜と自然環境の
相互作用・循環によって成立する。草原の草は家畜に食われ、その体内で分解されて
乳・肉・毛・糞などになる。
その一部を人間が利用し、糞や死体は微生物に分解されて土地に還元される。
そこに再び草が生え、家畜が食う。乳や肉は人間の食糧となり、毛や皮は人間の衣服・家屋になる。
糞は燃料にもなる。無駄のない循環作用が厳しい環境で生きるモンゴル高原の人々を長年支えてきた。
しかし、近年では牧畜をやめ定住し、都市部で生活する人が増えてきた。

大草原と砂漠の国モンゴルの魅力!
広大なモンゴルの自然は、決して大草原ばかりではない。
多種多様な自然があり、その豊かさに驚く。
【ハンガイ】
ウランバートルから西へ400kmほどにアルハンガイ県がある。
この地域は、国内でも「恵み豊かで美しい自然が残る土地」。
森林と草原に覆われ、水が豊富で湖もある。その中の一つウブス湖は、モンゴルの中でも
いち早く世界遺産に認定された場所。野鳥をはじめ珍しい動植物の宝庫。
その為、古来より騎馬民族の争奪の的であったという歴史もある。
【ステップ】
平らで広々とした草原地帯。皆様がイメージするモンゴルの風景そのもの。
どこまでも続く大草原は、日々の喧騒を忘れさせてくれる。
【タイガ】
主にモンゴルの最北部に位置する常緑針葉樹林が育つ山々のこと、この周辺にはトナカイを飼育する
ツァータン民族が暮らしている。
モンゴルのスイスと呼ばれる世界でも指折りのフブスグル湖もこの地域にあり、
エメラルドグリーンの湖面は、沖へ行くとコバルトブルーへと色が変わって見える。
【ゴビ】
モンゴル語で砂漠の意味。モンゴルにも砂漠がある!しかし、「砂」というわけではなく、
乾いた土地に丈の短い草や潅木がまだらに生えているのが特徴。
・ゲルとは?
モンゴルの遊牧民が住んでいる移動式住居のこと。
木とフェルトでできており、解体に1時間、組立に2時間あればよく、また軽いので運搬が容易で移動生活に適している。
ゲル内の中央部にはストーブがあり、ドアから一番奥の北側が主人の位置になる。
・ナーダム祭
モンゴル中が沸く、夏の祭典ナーダム祭。
毎年モンゴルの革命記念日に行われる、国を挙げての祭典。
お祭りの当日には、草原に暮らす遊牧民が家族総出で会場に集まる。
ナーダム祭では、相撲・弓・競馬の三種目が競われる。
日本でもモンゴル人力士が大活躍しているが、モンゴル相撲は土俵がなく、頭、肘、膝、背中のいずれかが
地面についた方が負けとなる。
また、入場の際に選手が鷹の飛ぶ姿を真似た勇壮な舞を舞うのが特徴。
一度に10数組の取り組みが行われる。

ナーダム祭/弓競技
ナーダム祭/競馬
モンゴルの星空
漆黒の夜空、静寂に包まれたモンゴル草原では、天候が許す限り満天の星を見ることができる。
民族音楽を楽しむ!
モンゴルの伝統的な歌唱として、オルティン・ドー(長い唄)、ボキン・ドー(短い唄)、ホーミーなどが有名。
特にホーミーは一人で同時に高音と低音を出す歌唱法として知られている。
モンゴルの民族楽器では馬頭琴(モリン・ホール)が日本でも有名。

駐日大使、担当官に日本との関係、観光事情などについて伺う。




(日本外務省データ)
1 面積 156万4,100平方キロメートル(日本の約4倍)
2 人口 340万9,939人(2021年、モンゴル国家統計局(以下「NSO」)
3 首都 ウランバートル(人口163万9,172人)(2021年、NSO)
4 民族 モンゴル人(全体の95%)及びカザフ人等
5 言語 モンゴル語(国家公用語)、カザフ語
6 宗教 チベット仏教等(社会主義時代は衰退していたが民主化(1990年前半)以降に復活。
     1992年2月の新憲法は信教の自由を保障。
経済
1 主要産業 鉱業、牧畜業、流通業、軽工業
2 名目GDP 約44兆トグログ(約154.4億米ドル(2021年、NSO)
3 一人当たり名目GDP 4,599米ドル(2021年、NSO)
4 経済成長率1.4%(2021年、NSO)
5 インフレ率 13.4%(2021年、NSO)
6 失業率 8.1%(2021年、NSO)
7 貿易総額 約161億米ドル(収支:+約32億米ドル)(2021年、NSO)
(1)輸出 約92.5億米ドル
(2)輸入 約68.5億米ドル
8 主要貿易品目
(1)輸出 鉱物資源(石炭、銅精鉱、蛍石など)、牧畜産品(カシミア、羊毛、皮革など)
(2)輸入 石油燃料、自動車、機械設備類、食料品
9 外貨準備高
約34.0億米ドル(2022年12月時点、モンゴル中央銀行)
10 主要貿易相手国(上位5か国)
(1)輸出 中国、スイス、シンガポール、韓国、ロシア
(2)輸入 中国、ロシア、日本、韓国、ドイツ
(2021年、モンゴル関税庁)
11 通貨 トグログ(MNT)
12 為替レート 1米ドル=2,849.29トグログ(2021年平均、モンゴル中央銀行)

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◎大使略歴:ダンバダルジャー・バッチジャルガル大使
モンゴル国立大学物理数学学部・学士教育修士
早稲田大学アジア太平洋研究科・修士
職歴
モンゴル銀行(中央銀行)プロジェクトマネジャー
2002.12.01ー2006.11.01
駐日モンゴル国大使館一等書記官 / 商務・経済担当参事官
2006.11.01ー2007.08.01
大統領幹部ー外交担当責任者
産業貿易省 貿易・経済協力局次長
2008.09.01ー009.08.30
外交・商務省 貿易・経済協力局副局長
2009.09.01ー2011.12.15
駐日モンゴル国大使館商務・経済担当参事官
2011.12.15ー2013.06.1
在大阪モンゴル国総領事館総領事
2013.06.01ー2015.12.31
外務省政策計画&調査局参事官
2016.01.01ー2016.8.1
外務省経済協力局参事官
2016.08.01
駐日モンゴル国大使館公使参事官
2017.08.02ー2018.08.17臨時代理大使
2018.08.17ー駐日モンゴル国大使館特命全権大使

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●日時:5月25日(木)午後6時30分〜午後9時
●会場:駐日モンゴル国大使館
 地図:参加確定者にご案内します。
●内容:駐日大使、文化担当官による「モンゴル」レクチャー、Q&A
    モンゴル馬頭琴演奏、モンゴル料理、酒を味わう。
モンゴルに関するクイズ(大使館より賞品)
★事前(7日前まで)に申し込みが必要です。
・参加の際はセキュリティーチェックのためにあらかじめ名簿(氏名、住所、
 勤務先、連絡先電話、メールアドレス等)を提出しますのでご協力ください。
・個人情報提出可能な方のみ申し込み受付します。
・定員:35名
★定員があり、会員優先です。入金確認の先着順としますが経緯によっては
 お断りすることもあります。開催7日前に参加者を確定します。
●会費:「アクティブミドル国際協会」会員7,500円(料理、飲物)
     ★非会員の参加費はお問い合わせください。
    (開催7日前までの申し込み・ご入金が必要です)
    ・当日の直接参加は固くお断りします。
    ・開催7日前以降のキャンセルは会費を頂きます。
◎開催7日前までにご入金ください
●申込:以下をクリック、申し込み欄に記入、お送りください。
NPOアクティブミドル国際協会 事務局

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