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◎モンゴル・フォーラム・レポート

●「モンゴル・フォーラム」レポート
ー禁無断転載ー

5月25日モンゴル・フォーラム

モンゴル・レポ―ト
◎5月25日「Amiaモンゴル・フォーラム」
5月25日、駐日モンゴル大使館に於いて「Amiaモンゴル・フォーラム」開催。
草原の民モンゴル人は13世紀、ユーラシア大陸すべてを騎馬民族が
支配下に置き、日本にも蒙古襲来、元寇として歴史的に有名。
女性公使の挨拶より始まり、領事部長による日本語のレクチャー、パワーポイント
で詳細に解説。質疑応答を経て、「馬頭琴」の唄と演奏。草原に響き渡るような
低音の唄と演奏、フォーラムのハイライトでした。
その後、モンゴルのウォツカのような酒や各種の料理が並べられたモンゴルディナー、
ラストはお楽しみクイズタイム、正解者はモンゴルの貴重なおみやげをそれぞれ
ゲットしました。

◎「モンゴル・フォーラム」
・参加者感想(Amia会員 SKさん)
モンゴル、といえば、広大な土地、放牧、ゲル。など、どこまでも豊かな草原やら、
高い青い空やらを、私なりに想像していました。
実感、顔がすごく似ています。どこか、何かルーツがあるのではないでしょうか。
そんな気持ちにさせるよく似た「顔」そして、人懐っこい感情をその「顔」から感じます。
今回の馬頭琴の演奏は、行ったことないモンゴルの青い空が見えたような気がしました。
巧みな音色がどこか懐かしく、そして気持ちを穏やかにする音楽でした。
初めての馬頭琴は、本当に感動しました。
また、皆さまの流暢な日本語!モンゴル語を拝見したら、不思議な文字(失礼)の羅列
に感じましたが、モンゴルの方からも、日本語はさぞ、不思議な記号でしょう!
それを、本当に綺麗な発音でお話される大使館の方々には脱帽です。素晴らしいです。
お料理は、同じアジアの気持ちが入ってますね。非常に美味しく頂きました。
ありがとうございました。
首都、ウランバートルは、本当に大都会なのに、そのギャップも驚きました。
大変、楽しかったです。ありがとうございました。

・参加者感想(Amia会員 YKさん)
大変わかりやすかったです。少し基本事項ばかりな気もしました。
質疑応答でみなさんの質問がよかったので、細かいことも聞けて良かったですが。
馬頭琴やふーみーの演奏はとてもよかったです。生であのように演奏してもらえるなんて、
大満足です。 また、踏み入れることのできない大使館へ行けたのも貴重な経験でした。

・参加者感想(Amia会員 SJさん)
一昨日の夜、モンゴルのイベントに参加、現地のお料理を美味しくいただきました。
また民族楽器であるモリンホール(馬頭琴)の演奏(テクニカルな発声に驚きました)
を聴き、しばらくの間ですが遊牧民の世界に触れることができました。
モリンホール演奏が聴けるお店を含めモンゴル料理のレストランが都内を中心にあるらしいです。

◎モンゴル国フォーラム議事録 記(学生 KAさん)
2023年 5月 25日
(1)概要
議 題 モンゴル・日本 - 外交樹立50周年記念大草原と遊牧民の暮らしの今を知る
日 時 2023年5月25日 18:30~21:00
場 所 駐日モンゴル国大使館
(2)フォーラムの内容
駐日モンゴル国大使館
公使参事官 ボロルチメグさん
領事部長 ジャルガルさん
文化担当官 マヤさん
〜開会の挨拶
L.ダワージャルガル氏によるモンゴル国についてのレクチャー
l コンクリートの街 (森があまりない)
O 日本から学ぶことがある
O お金はほとんどかからないし、電気代も安い
l 観光:チンギスハン博物館に行くべき
l 日本との宗教比較
O 非常に似ている
O モンゴル: シャーマニズム (女性もいる)、モンゴル仏教
O 日本: 神道、仏教宗派
O 悪いことが起きたら太鼓で追い払う
O モンゴル人は日本人と一緒で元旦に初日の出を見る
l ナーダム祭り(競馬、弓射、ブフ)
O ブフ: モンゴルはモンゴル相撲でも有名
- 県の称号や国の称号などがもらえる
- 1 万2000 人の大会 (トーナメント戦で行われる)
- 一試合の時間が長い (相撲をとるときの枠がないため)
- 平均20 分、長い時で二時間
O 競馬
- 25km 走る、その後また25km 走る
- 子供の方が軽いため、馬に乗せられる
l モンゴルの無形文化遺産
O Urtiin Duu
O 馬頭琴
O ナーダム
O Khoomei
O 鷹狩り
l モンゴル文字
O 12, 13 世紀にウイグル人によってモンゴルに導入された
l 騎馬国家の発祥の地
O フンは人間と言う意味
O 支配した土地の大きさはチンギスハンが1 位
l 世界初の紙幣
l 外交パスポート
O 水戸黄門の指紋と同じ
l モンゴルと日本の経済比較
O 日本はモンゴルの38 倍 (人口)
O 日本はモンゴルの394 倍 (国のGDP)
O 日本はモンゴルの10 倍 (一人当たりのGDP)
O 出世率、経済成長
- この二点ではモンゴルの方が勝っている
O 銅の価格が上がっている
- 再生可能エネルギーも盛んになってきている
- 7 割が火力発電で行われている
l モンゴルからの留学生
O 昔は10 人ほど
O 今は2500 人
Q&A
l モンゴルでは馬はどれぐらい食べられているのか。冬になると食べると聞いたことがある。
O モンゴルに馬は約300 万頭、人口は約340 万人
O 子供の時から一人一頭馬を持つ。馬は人間の友達。
O 手に入れた時に、足が速い馬なら乗り馬、他は食用の馬と言うように、馬の特徴で決められる
O 冬になると一番馬を食べる
- 馬と牛は大きく、保存を出来るところが限られているため、冬に食べられる
O しかし、今では冷蔵庫も使われるようになり、あまり関係はない
O 日本には牛肉を輸出している
l 遊牧民の住所はどうなっている?選挙や郵便を渡す時どうなるのか。
O 遊牧民は情報伝達が早い(噂が広まるのが早い)
O また足として最近は馬やラクダではなく、バイクに乗る人が増えた
O 自分のテリトリーが勝手に決まる
- 道徳心から人のテリトリーを取ることはない
- テリトリー内で夏は家畜を太らせる (草があるところに連れていく)
O 行動範囲が広いと誰がどこにいるかがわかる
O 村の中心部で手紙や郵便を集めている
- 最近は手紙ではなく、スマホをみんな持っている
l * 国境問題
O GPS のおかげで国境がわかる
- 国境警部は250人
- 一人13km 歩く
O ロシアにだいぶ奪われる
- 25万平方km の敷地が奪われる
- そのため、当時の目標はバラバラになったモンゴルを統一することであった
O 中国にも奪われる
- 200平方km
記念撮影
モンゴルの馬頭琴の演奏
モンゴル料理
クイズ大会 (景品あり)
l クイズは5 問実施
クロージング、閉会の言葉
(3)決定事項 l モンゴル国の歴史、経済、生活への学びを深める
l モンゴル国と日本の二カ国交流関係の強化
l モンゴル国大使館を通し、国際交流を深める

(了)

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