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★NPOフォーラム(例会No.648)

◎フォーラム・レポート・写真(参加者他 記)

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      ★「南米ドミニカ共和国フォーラム」

      カリブ海のリゾート。野球で米国、日本に選手多数
      戦後、日本人移民が苦労して開墾した農地
      

◎主賓:駐日ドミニカ共和国大使 ロバート高田氏
    (通訳つき)
◎日時:7月17日(土)14:45〜18:00

◎会場:表参道ウィメンズプラザ

◎主催:NPOアクティブミドル国際協会

◎後援:駐日ドミニカ共和国大使館

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ドミニカ共和国(ドミニカきょうわこく、スペイン語: Republica Dominicana)は、
西インド諸島の大アンティル諸島のイスパニョーラ島東部に位置する共和制国家。首都はサントドミンゴ。
イスパニョーラ島は大アンティル諸島で2番目に大きな島であり、同島西部にあるハイチと
国境を接する。モナ海峡を隔てて東にプエルトリコが、ウィンドワード海峡を隔てて西にキューバと、
ジャマイカ海峡を隔ててジャマイカが存在する。
同国は元々、米州で最初にヨーロッパ人が恒久的に定住した土地であり、その後のスペインの侵略拠点となった。
ゆえにサント・ドミンゴは米州で最も早い1496年に建設された植民都市であり、それに従って
米州で初の大学、大聖堂、要塞が建設された歴史を持つ。

ドミニカ共和国はカリブ海と大西洋に囲まれた国で、特に欧米の人たちに人気のあるリゾート地です。
世界屈指のゴルフ場もあれば、白い砂浜とコバルトブルーの海がおりなす美しいビーチもあり、カジノなどを
併設したリゾートホテルも多くあります。年間の平均気温が27度ということで、一年中、ビーチでくつろぐ大勢
の観光客の姿を目にすることができます。リゾートホテル内にあるさまざまな施設でのんびりと一日を過ごす人
も少なくありません。

ドミニカ共和国における日系社会について
第二次世界大戦後、日本政府は海外移住振興策を打ち出し、ブラジルへの移住が再開されたことを契機として、
その他の中南米諸国への移住も相次いで始まった。このように、日本で海外の新天地を目指す気運が高まる中、
ドミニカ共和国においては、トルヒーヨ政権が、ハイチとの国境地帯の防衛強化を目的とした入植・開発計画を打ち出していた。
そうした両国政府の意向が最終的に「日本人のドミニカ共和国への農業移住」という形で結実し、
1956年7月26日、日本人移住者第一陣28家族185人を乗せたブラジル丸が25日間の航海を経て、サントドミンゴ港に到着した。
そして彼らは、7月29日、夢と希望を持ってダハボン移住地に入植した。その後1959年9月までの3年3ヵ月間に13回にわたり、
8入植地に合計249家族1,319人(うち5家族32名は漁業移住者)が入植した。
しかし、当時、国境地域の入植地は農業に適さない不毛の地も多く、その過酷な自然環境とも相まって、
農業で定住することは困難を極めた。その結果、他の南米の国へ再移住する者(南米移住70世帯376名)、
夢を諦め日本に帰国する者(集団帰国133世帯611名)が多数出る中で、ドミニカ共和国での農業移住に夢と希望を持ち続けた
移住者達(残留約100世帯500名)は、開拓精神と日本人としての誇りと尊厳を保ち、不屈の精神で多くの諸困難と立ち向かった。
今、半世紀の時を経て、これら移住者は今日の日系社会の礎を築き、日本人の信頼を不動のものとし、
東洋野菜の普及に代表されるドミニカ社会への大きな貢献を果たした。
現在は、当初移住地で農業経営をする移住者家族が減りつつあり、移住者家族の多くが
首都サントドミンゴを始めとする都市に住んで農業以外の事業をしている。

野球
アルバート・プホルス。
19世紀後半にアメリカ合衆国から伝わり、事実上の国技として扱われている。
MLBに多くの選手を輩出している世界屈指の野球大国。1956年以降、2020年までに789人の選手が
メジャーリーグでプレーした。国内に通年のプロリーグがなく、MLBが設立した野球アカデミーで選手育成をしている。
国外リーグの選手がプレーする場としては、夏季にマイナーリーグ(MiLB)のルーキー級であるドミニカン・サマーリーグが、
10月に入ると、MLBやMiLBなど、海外でプレーしているドミニカ人選手を中心に6チームが参加する
リーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)が開催される。
このウインターリーグを勝ち抜いたチームは、カリビアンシリーズでメキシコ、プエルトリコ、ベネズエラの
各ウィンターリーグ優勝チームと対戦する。
日本のプロ野球でも、1970年のラモン・サントスを皮切りに、現在に至るまで多くのドミニカ共和国出身の選手が在籍してきた。
広島東洋カープが人材発掘のため、同国内にカープアカデミーと呼ばれる育成施設を設置している。



(日本外務省データ)
1 面積 48,442平方キロメートル(九州に高知県を合わせた広さ)
2 人口 約1,073万人(2019年:世銀)
3 首都 サントドミンゴ
4 民族 混血73%、ヨーロッパ系16%、アフリカ系11%
5 言語 スペイン語
6 宗教 カトリック
7 略史
1492年コロンブスによるイスパニョーラ島発見
1697年同島の西側が仏領となる(リスウィク平和条約)
1795年仏西戦争の結果全島が仏領となる
1804年ハイチとして仏から独立
1814年パリ条約で東側はスペイン領となる
1822年ハイチ軍による占領(〜1844年)
1844年ハイチから独立
1861〜1865年スペインに合併
1916〜1924年米国による軍事占領
1930〜1961年トルヒーリョ将軍による独
1961〜1963年クーデターにより軍事評議会
1965年政府軍と反政府軍の武力衝突が発生(米国等派兵)
1996年フェルナンデス大統領(PLD)就任
2000年メヒーア大統領(PRD)就任
2004年フェルナンデス大統領(PLD)就任(2008年再任)
2012年メディーナ大統領(PLD)就任(2016年再任)
2020年アビナデル大統領(PRM)就任

経済:
1 主要産業 観光業、農業、鉱業、繊維加工、医療用品製造、サービス業(コールセンター等)
2 名目GDP 88,941百万ドル(2019年:世銀)
3 一人当たりGDP 8,282ドル(2019年:世銀)
4 経済成長率 -6.7%(2020年:中銀)
5 物価上昇率 5.55%(2020年:中銀)
6 失業率 5.85%(2019年:世銀)
7 総貿易額
(1)輸出(FOB)9,853百万ドル(2020年:ドミニカ税関総局)
(2)輸入(FOB)17,278百万ドル(2020年:ドミニカ税関総局)
8 主要貿易品目
(1)輸出
鉱物(フェロニッケル、金、銀)、光学機器・精密機器、電気機器(電流遮断機)
・部品、医療機器(輸血用器具など)、カカオ、綿Tシャツ
(2)輸入
石油・石油関連品、天然ガス、機械類・電気機器類、自動車、医薬品、鉄鋼、穀物
9 主要貿易相手国
(1)輸出(フリーゾーン含む)(2020年上位5か国)
米国、スイス、ハイチ、プエルトリコ、カナダ
(2)輸入(フリーゾーン含む)(2020年上位5か国(フリーゾーン含む)
米国、中国、メキシコ、スペイン、ブラジル
10 通貨 ドミニカ・ペソ(DOP)
11 為替レート 1米ドル=58.26ペソ(2020年7月平均)

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◎大使略歴:高田ロバート駐日ドミニカ共和国特命大使
1977年生まれ。日本人の父とドミニカ人の母を持つ。
ドミニカ共和国生まれの日系2世。ドミニカ共和国政府外務省のキャリア外交官。
【学歴】
ドミニカ共和国、サント・ドミンゴ・カトリック大学 国際外交を専攻し最優等生、
また、法学部を首席で卒業。
サント・ドミンゴ技術専門学校にて政治的形成と管理を専攻、イベロアメリカ大学、
アメリカ合衆国国際開発庁にて修学、卒業。
2013年、マドレイマエストロ・ポンティフィカ大学でシニアパブリックマネージメント
(上級公的管理)、フランス・パリにあるフランス国立行政学院(ENA)の修士を取得。
ドミニカ共和国外務省、領事外交官形成高等研修所及びラテンアメリカ社会科学部にて
パネラー、講師を務める。
また、新聞『El Caribe』紙では様々な国際問題に関してのコラムを多数執筆している。
【経歴】
外務省でのキャリア開始は2006年3月からで同省に儀典官部署が設立された年、
この部署に配属されさらに同年、副大統領室にて外交政治の分析官を務める。
2008年、当時のカルロス・モラレス・トロンコソ外務大臣、大臣室で外交政治の分析官を、
また国会への伝達担当者として執務。
2013年、ドミニカ共和国の中米統合機構(SICA)への正式加盟のチームの担当者として
外務省より交渉、調整役を務める。
さらに、中米統合機構をはじめラテンアメリカ・カリブ諸国共同体、対外共通関税、
中南米アジア協力フォーラム、三角協力関連の特別顧問としても従事する。
2021年より駐日ドミニカ共和国大使館、特命全権大使として来日、現在に至る。

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●日時:7月17日(土)午後2時45分〜午後6時
●会場:表参道ウィメンズプラザ UNカフェ
 地図:参加確定者にご案内します。
●内容:駐日大使による「ドミニカ共和国」レクチャー、Q&A
クイズ、
★事前(7日前まで)に申し込みが必要です。
・参加の際はセキュリティーチェックのためにあらかじめ名簿(氏名、住所、
 勤務先、連絡先電話、メールアドレス等)を提出しますのでご協力ください。
・個人情報提出可能な方のみ申し込み受付します。
・定員:15名(コロナ禍のなかソーシャルディスタンシング)・必マスク持参
★定員があり、会員優先です。入金確認の先着順としますが経緯によっては
 お断りすることもあります。開催7日前に参加者を確定します。
●会費:「アクティブミドル国際協会」会員6,800円(料理、飲み物込み)
     ★非会員の参加費はお問い合わせください。
    (開催7日前までの申し込み・ご入金が必要です)
    ・当日の直接参加は固くお断りします。
    ・開催7日前以降のキャンセルは会費を頂きます。
◎開催7日前までにご入金ください
●申込:以下をクリック、申し込み欄に記入、お送りください。
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