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◎ドミニカ共和国フォーラム・レポート

●「南米ドミニカ共和国フォーラム」レポート
ー禁無断転載ー

7月17日、高田ロバート駐日大使をお迎えして

◎7月17日(土)「南米ドミニカ共和国フォーラム」レポ―ト
(於:東京ウィメンズプラザ+UNカフェ)
7月17日、高田ロバート大使をお迎えして
”知らない国を知る”
「Amia中米ドミニカ共和国フォーラム」開催。
父親が鹿児島県出身、母親がドミニカン。
2006年外務省入省、本年2月より駐日大使赴任。
ドミニカといってもすぐに位置が判る日本人は
少ないだろうが、戦後の日本人移民の歴史、
日米プロ野球での活躍で名前は知っているだろう。
レクチャーは大使自らドミニカの概要を話すことから
始まった。1492年コロンブスによる
イスパニョーラ島発見から歴史がスタ―ト。
中南米諸国で第1位の経済成長率=5.1%。
輸出品目は Oro=金-18%、Cigarro=葉巻-8%、など。
相手先はやはり米国が第1位、スイスが第2位。
コロナ禍で現在は落ちているが、観光収入は2019年で
7.6憶USドル 収容可能部屋数は8.5万室。
概要説明の後はドミニカ観光の映画上映。
カリブ海のリゾートだ。日本からはNY乗換えの航空便がある。
隣のハイチの大統領死亡事件の影響は、少なからずあるそうだ。
現在、来日中の野球チームは28日に福島で日本と試合。
また女子バレーボールチームは強いんだ、とのことでした。
レクチャーの後は会場を替えて親睦会。

*レポ―ト(学生ボランティア MR君)
・数字で見るドミニカ共和国
1. ドミニカ共和国の概要
・カリブ海に浮かぶ島国で人口は約11,000,000人ほど、
面積は48442キロ平方メートル。
・コロンブスが初めて発見。
・野球が盛んで大谷選手のライバルであるゲレーロJr選手やソト選手
などがドミニカ共和国の出身。
・日本とは1934年に外交を樹立し、今年で87周年。
・1950年代に日本人がドミニカ共和国に移住し始め、ロバート高田氏
の祖父や父が1956年にやってきた。
2. ドミニカ共和国の収入源
・観光業が盛ん。
・世界からドミニカ共和国への観光客は7126857人、
観光収入は7,6億ドル(2019年)
・おもな輸出品は、たばこ、葉巻、金、鉱業、医療用品製造など。
・葉巻においては世界で生産量1位。
・主要な貿易相手国は、アメリカ、スイス、カナダなど。
・6つの貿易協定を結んでおり50ヶ国と関税なく貿易を行っている。
・8個の国際空港、12個の商業用の港がある。
3. コロナウィルスによる影響
・観光による収入が減少
・日本人観光客、2019年2709人、2020年971人、2021年4月時点335人
・金の価値が上がり、スイスやカナダなどへの金の輸出が増加。
4. 近年の経済成長のについて
・フリーゾーンにおいてラルフローレンなどの有名企業が自社製品の製造
をドミニカ共和国内で行っている。
・経済成長率では、アメリカは2.9%、ユーロは1.9%、世界全体は3.0%に
対してドミニカ共和国は5.1%である。
・日本からドミニカ共和国への輸出は車が多い。
・ドミニカ共和国から日本への輸出は医療用品が多い。

(了)

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