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★NPOフォーラム(例会No.663)


◎フォーラム・レポート・写真(参加者他 記)

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      ★「ガーナ・フォーラム」

        緯度0度、経度0度が交わる“世界のおへそ”に一番近い国
    サブサハラのなかで最初に独立した(1957年3月6日)
        ガーナと言えば千円札の肖像になった野口英世博士とチョコレート

◎主賓:駐日ガーナ共和国 大使ジュヌビエーブ・エドナ・アパルー氏
    (通訳つき)

◎日時:9月8日(金)18:30〜21:00

◎会場:駐日ガーナ共和国大使館

◎主催:NPOアクティブミドル国際協会

◎後援:駐日ガーナ共和国大使館

◎協力:航空会社

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ガーナ共和国(ガーナきょうわこく)、通称ガーナは、西アフリカにある共和制国家。イギリス連邦加盟国。
東はトーゴ、北はブルキナファソ、西はコートジボワールと国境を接し、南は大西洋に面する。首都はアクラ。

ガーナは脱植民地化が活発であった最中の1957年、サハラ以南のアフリカにおいて初めて現地人が中心となって
ヨーロッパの宗主国から独立を達成した国家である。
イギリス領ゴールド・コーストと呼ばれていたが、独立に際して国名を「ガーナ」に変更した。
また、初代大統領クワメ・エンクルマは、アフリカ統一運動を推進したことで有名。
ダイヤモンドや金を産出しており、カカオ豆の産地としても有名。2010年12月から沖合油田で原油・ガス生産が始まり、
国際的に大きな注目を集めている。

奴隷貿易の遺産とアシャンティ王国
ガーナの国名は、8〜11世紀にセネガル河上流とニジェール河上流を結ぶ地帯の北方内陸部に栄えた
古代ガーナ王国から命名したもの。
ただ、この王国と歴史的関係はなく、サブサハラのなかで最初に独立した(1957年3月6日)誇りを
サハラ以南のアフリカ人の最初の国家の名称によって象徴させるためであったようだ。

現在のガーナの地域には、13〜16世紀にかけて西方より移動してきたアカン(アシャンティ、ファンテなど)、
エウェなどが先住民を制圧し定住。 15世紀に入るとポルトガル人が渡来し、エルミナなどの沿岸地域に
城塞を築くことになった。 この地域は金の産地であることから、ゴールドコーストと名付けられ、
以後、デンマーク、オランダ、イギリスなどの進出が続き、金と奴隷貿易の拠点ともなった。
(今でもその城塞は残っており、そのなかで状態が良いものはエルミナとケープコーストのものであり、
世界遺産にも指定されている)

17世紀後半になると、奴隷貿易によってアシャンティ王国が繁栄し、ゴールドコースト西方の森林地帯の
大半を支配しますが、イギリスと対立し、再三にわたる戦いの末、敗れてイギリスの植民地へ。
サハラ以南で最初に独立した国であり、その初代大統領クワーメ・エンクルマはパン・アフリカニズム(アフリカ団結)
の発展に指導的な役割を果たし、その後、多くの国々が独立。

世界最大の人造湖はガーナにあるボルタ湖。 これは1961年から65年にかけて建造されたアコソンボダムによって
出現した湖であり、全長400km、面積8,500km2もあり、ガーナの国土の3.6%を占める。
このダムは海岸沿いテマでのアルミニウム生産用の電力を供給するために米国系企業の資金援助により造られたものであり、
多くの電力がその工業用に用いられた。 長い間、ガーナの人々がその恩恵を受けることはなく、80年代初頭まで
アクラですら頻繁に停電があったようだ。 現在は、隣国に売電することにより外貨獲得源となっている。

ガーナと言えば千円札の肖像になった野口英世博士とチョコレート。
黄熱病研究のため、エクアドル、メキシコやブラジルなど中南米を渡り歩き、アフリカのガーナで亡くなった
科学者・野口英世博士。 彼がエクアドルで発見した黄熱病の病原菌だと思っていたものは、現在では黄熱病と
似たような症状をおこすワイル氏病の病原菌だと言われている。
1927年に黄熱病が発生した西南アフリカに渡り、自らの証明に尽力したが、研究中にアクラで黄熱病に罹り、
1928年5月21日に同地で亡くなった(享年51歳)。

カカオの産地として有名であり、ガーナの換金作物の1つにもなっており、南部の森林地帯で主にアカンの人々により
栽培されている。 ガーナ産のチョコレートは、少し硬い(ガーナの暑さにも耐えられるように?)

駐日大使、担当官に歴史、文化、経済、日本との関係、観光事情などについて伺う。




(日本外務省データ)
1 面積 238,537平方キロメートル(日本の約3分の2)
2 人口 約3,283万人(2021年:世銀)
3 首都 アクラ (Accra)
4 民族 アカン、ガ、エベ、ダゴンバ、マンプルシ他
5 言語 英語(公用語)、各民族語
6 宗教 国民の約70%がキリスト教徒、イスラム教約17%、その他伝統的宗教等
経済
経済(単位 米ドル)
1 主要産業 農業(カカオ豆)、鉱業(貴金属、非鉄金属、石油)
2 GDP 775.94億米ドル(世銀:2021年)
3 一人当たりGNI 2,280米ドル(世銀:2021年)
4 経済成長率(実質) 5.3%(2021年:世銀)
5 物価上昇率 9.9%(2021年:世銀(CPI))
6 失業率 3.9%(2021年:世銀 ILO基準(推定値))
7 総貿易額(2021年:ITC)
(1)輸出 約153.917億ドル
(2)輸入 約213.812億ドル
8 主要貿易品目(2021年:ITC)
(1)輸出 金、石油、カカオ豆、ナッツ類
(2)輸入 機械類、自動車類
9 主要貿易相手国(2021:ITC)
(1)輸出 スイス、米国、UAE、インド、中国
(2)輸入 中国、インド、オランダ、米国、UAE
10 通貨 ガーナセディ
11 為替レート 1ドル=10.20 ガーナセディ(2022年平均(推定値):FOCUS ECONOMICS)

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◎大使略歴:AMBASSADOR H.E. Mrs. Genevieve Edna Apaloo
ジュヌビエーブ・エドナ・アパルー夫人は、
2022年1月26日に駐日ガーナ共和国特命全権大使に任命されました。
彼女はガーナ初の女性駐日大使です。
任命に先立って、彼女は2020年11月から2021年6月まで、
米国ワシントンDCのガーナ大使館の公使代理を務めました。
その後、彼女は引き続き同大使館で次長の立場で勤務を続けました。
2022年1月に駐日大使に任命されるまで、ミッション兼大蔵省長官を務める。
アパルー大使は、2017年9月から2019年10月まで外務省アジア太平洋局長を務め、
その間、アジア諸国に対するガーナの外交政策の実施に多大な貢献をしました。
太平洋地域を訪問し、特にガーナ共和国大統領による日本を含む地域の主要国への
多数の訪問を促進した。
キャリア外交官として、彼女はまた、外務省地域統合省のさまざまな局や、
赤道ギニア、ナイジェリア、トーゴ、フランスにおけるガーナ使節団での25年にわたる
勤務経験を積んできました。
アパルー大使は、ガーナ大学で現代言語の学士号とフランス語とスペイン語の優等学位を取得し、
ガーナ大学レゴン国際問題・外交センターで国際関係の修士号を取得しています。
彼女は、良い統治、平和と安全、外交に特別な関心を持って、いくつかの専門コース
に参加してきました。
彼女は読書、ダンス、帽子作り、チョコレート作り、そして若者の指導を楽しんでいます。
アパルー大使は既婚で二人の子供。

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●日時:9月8日(金)午後6時30分〜午後9時
●会場:駐日ガーナ共和国大使館
 地図:参加確定者にご案内します。
●内容:駐日大使、文化担当官による「ガーナ」レクチャー、Q&A
    ガーナの踊り、ガーナ料理、飲物を味わう。
ガーナに関するクイズ(大使館より賞品)
★事前(7日前まで)に申し込みが必要です。
・参加の際はセキュリティーチェックのためにあらかじめ名簿(氏名、住所、
 勤務先、連絡先電話、メールアドレス等)を提出しますのでご協力ください。
・個人情報提出可能な方のみ申し込み受付します。
・定員:25名
★定員があり、会員優先です。入金確認の先着順としますが経緯によっては
 お断りすることもあります。開催7日前に参加者を確定します。
●会費:「アクティブミドル国際協会」会員6,800円(料理、飲物)
     ★非会員の参加費はお問い合わせください。
    (開催7日前までの申し込み・ご入金が必要です)
    ・当日の直接参加は固くお断りします。
    ・開催7日前以降のキャンセルは会費を頂きます。
◎開催7日前までにご入金ください
●申込:以下をクリック、申し込み欄に記入、お送りください。
NPOアクティブミドル国際協会 事務局

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