フォーラム案内

ホームフォーラム案内安倍次期政権は何をやるのか?

安倍次期政権は何をやるのか?

「ポスト小泉の政治新潮流」--- ゲスト:三反園訓氏(テレビ朝日コメンテータ) ---



 1日にテレビ朝日コメンテーター三反園訓さんをゲストに迎えて、NPOフォーラム「ポスト小泉の政治新潮流」を行なった。奇しくも1日には安倍晋三が自民党総裁選立候補を宣言した。
 広島で行なわれた安倍氏の記者会見に行かずに、フォーラムに来てくれたゲストからは示唆に富んだ話を幾つも聞けた。
 「総理大臣の器」講談社新書刊を書き下ろしたばかりのゲストによるとその条件は5つある。
1つー見た目、雰囲気、が女性に支持されないといけない。女性は好きになったら一途、裏切らない。甘いマスクだけでなく強さも。
2つー物事を判り易く、端的に伝える。
3つーぶれない事。
4つー体力、、気力、
5つーツキ、運(努力で運ぶもの)

 となると、安倍晋三はいまのところ1つ目は持っているが、2つ目以降は〜、安倍政権が短命ならばポスト安倍は5つの条件を満たす小泉になる?
・岸信介元首相のDNAを継承するという安倍晋三は何をやるのか?
・再チャレンジ政策ー倒産経営者、失業者に再起の機会を与える。策はいいが財源は?ー国はカネがないので銀行業界に頼んだが=公的資金導入の原因である焦げ付きに懲りて出さない。
・憲法改正ー国民投票法案を通そうとするが?
・教育基本法ー愛国心を評価の対象にして通知表に入れるのか?
・共謀罪の導入、国家保安局、防諜部ー機能するには海外のように盗聴やオトリ捜査が欠かせないが?
・自衛隊海外派遣恒久法、防衛庁の省昇格、経済は竹中丸投げだった小泉政権が残した年金改革は?
・アジア外交は?

 問題山積で、しかも10月補選、来春の統一地方選、夏の参院選と続く。幹事長には小沢一郎の元側近であり小沢選挙を熟知し、また中国にも関係の深い二階氏を起用するか、麻生氏か。
 11月のベトナムでのAPECで安倍晋三と胡錦涛の日中会談がありそうだ。安部氏はタカ派色が強いイメージを薄めようとしているが、党内 対立をしたくないのでリーダーシップを発揮できるだろうか?
 親殺し、子殺しと簡単に人を殺してしまう現代、そんな将来不安では産まないほうが楽ということになる。教育基本法でなく高齢少子化対策をすべき。
 格差は広がっている。東大生は所得の高い家庭が多い。今後、年金は抜本改革しないともらえない。直間比率を見直す
べき。
 政治家はサラリーマン化している。若い議員は乗りでやっている。法律をつくれば国民は従わなくてはいけない。重要な判断が必要なことを自覚しなければいけない。
 残高770兆円ある国債、公債は増税でしか解消しない。国民が求める総理大臣とは誠実に語り正直な人になってほしい。小選挙区制度もあって選挙のことしか考えない政治屋がどんどん増えている。国民がそれを選んでいるのだが。

お申込み・お問い合わせはこちらから

メールマガジン
フォーラムやセミナーの開催情報や、最新情報をお届けいたします。

メールマガジン申込み

会員ページはこちらから

入会のご案内

グローバル経済社会研究所