フォーラム案内

ホームフォーラム案内NPOフォーラム(例会No.455)

★NPOフォーラム(例会No.455)



★★★★★★☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡★★★★★★

  ★『グローバル経済社会研究所』 第9回フォーラム

フォーラム「原発政策のいま」

   福島原発から汚染水が垂れ流されている現実がある
     安全基準が満たされれば原発を再稼動する政府の方針
     は果たして将来に禍根を残さないか

◎ゲスト:河野 太郎氏(衆議院議員)

◎日時:9月26日(木)6:45pm〜9:00pm
            親睦会9:00pm〜
◎会場:表参道 東京ウィメンズ・プラザ

◎主催:NPOアクティブミドル国際協会
    http://amia.jp/

★★★★★★☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡★★★★★★☆★

☆★☆『グローバル経済社会研究所』第9回フォーラム

バブル崩壊から「失われた20年」、日本は漂流し閉塞感に満ちてい
ます。この苦境を乗り越えるには、グローバルに生きるほか日本の
未来はないでしょう。
すべての経済、社会活動が密接に世界と繋がっています。
特にアジアの隆盛は目覚しく、国際間のビジネスが広がっています。

グローバルな経済、社会を考えるにあたって、経済、社会、政治、
行政のトップランナーにゲストに来ていただき研究会を開催します。
第9回は衆議院議員河野太郎氏をゲストにお迎えして、
参加者とともに日本のあり方、グローバル経済、社会の展開
を考えていきます。

原発の代替エネルギーは現在、輸入した天然ガスによる火力発電が
主力だが国際収支は赤字になっている。
一方、原発の核廃棄物問題をどうするか、10万年とも言われる放射能
減衰期間をどう格納するのか、簡単にゼロにならない原発問題。
与党議員として原発反対の立場をとるゲストにその政策を伺う。

(河野太郎メルマガより)
原発再稼働は、単にストレステストをやればいい、知事がOKを
出せばいいというものではありません。電力会社が、隠蔽体質を変え
ない限り、原子力というものを彼らにまかせることはできないのです。

平成元年に、運転を終了した原発は廃炉にする、ということが決まり、
廃炉に必要になるお金を四〇年かけて積み立てることを原発を持つ電力会社
に義務づけました。ということは、それまでは使い終わった原発をどうするか
決まっていなかったということになります。
しかし、毎年の引当金の金額は、それぞれの原子炉が実際に稼働した時間に
応じて積み立てられることになり、年間の設備稼働率は七六%を基準とする
ことになりました。
つまり、その年の稼働率が七六%より低い原発は、本来引き当てるべき金額
よりも実際に引き当てる金額のほうが少なくなってしまいます。
その結果、問題をよく起こし、頻繁に運転を停止する原発ほど引当金を積み
立てられず、四〇年では廃炉に必要なお金を積み立てることができません。
危ない原発ほど四〇年を超えて長く稼働させることが必要になってくるという
矛盾した制度になってしまいました。
福島第一原発の事故以前も、ほとんどの原発は、稼働率七六%を下回っていました。
ですからこのまま四〇年で廃炉にすると、引き当てが足らなくなり、廃炉に
するときに、電力会社はお金が足らなくなってしまいます。だから四〇年での
廃炉を電力会社はむやみといやがるのです。
それぞれの原発が廃炉にいくら掛かるかは、使用している金属やコンクリート
の量などに処分単価を掛けて算出されています。
廃炉コストが一番安いのが関電の美浜一号(三四万kW)の三一八億円、一番
高く見積もられているのか浜岡五号(一三八万kW)の八四四億円。これが
正しいかどうかの検証も別途、必要です。
再稼働をせず廃炉を決定すれば、北海道、東北、東京の各電力会社と日本原電
はそのまま債務超過になるでしょう。残り各社も純資産を大きく減らすことになり、
二三年度同様の赤字を出せば、やはり債務超過になるでしょう。
この他に、電力会社は、六ヶ所村で再処理工場を持っている日本原燃に出資して
おり、そちらの経営問題もあります。
エネルギー政策を転換すれば、電力会社が今のままで生き残ることはできません。
発送電の分離を含め、抜本的な電力産業の改革と自由化が必要です。

--------------------------------------
◎ゲスト略歴:河野 太郎(こうの たろう)氏
1963年生まれ 米国ジョージタウン大学卒業
富士ゼロックス株式会社入社 日本端子株式会社入社
1996年第41回衆議院議員総選挙で神奈川県15区初当選
以来連続当選(5期目)
2005年8月議員立法で臓器移植法改正案を提出(2009年7月成立)
2005年11月法務副大臣に就任
2008年9月衆議院外務委員長就任
2009年9月自民党総裁選挙で次点
現在、自由民主党エネルギー政策議員連盟 代表世話人
著書に、
『原発と日本はこうなる 南に向かうべきか、そこに住み続けるべきか』
(講談社、2011)、
『「原子力ムラ」を超えて―ポスト福島のエネルギー政策』
(共著、NHK出版、2011)などがある。

--------------------
●日時:9月26日(木)午後6時45分〜午後9時
    *フォーラム後午後9時〜別会場にて親睦会あり
●会場:表参道 東京ウィメンズ・プラザ
    東京都渋谷区神宮前5−53−67
地図: こちら
●会費:amiaクラブ「アクティブミドル国際協会」会員3,000円
一般5,000円(amiaに初めての参加者は4000円)
   (事前申し込み・ご入金が必要です)
    ・当日参加はお断りすることがあります。
◎事前にご入金ください
●申込:以下をクリック、申し込み欄に記入、お送りください。
NPOアクティブミドル国際協会 事務局

お申込み・お問い合わせはこちらから

メールマガジン
フォーラムやセミナーの開催情報や、最新情報をお届けいたします。

メールマガジン申込み

会員ページはこちらから

入会のご案内

グローバル経済社会研究所